ソファー修理・財布修理・カバン修理｜革修理の事なら革研究所 浜松店

こんにちは〜^_^

革バッグ・革小物修理の革研究所浜松店です。

 

今日もポカポカした天気になっていますねー

皆様も室内で仕事する方が多いと思いますが、

たまに太陽に浴びると、とても気分がいいです(^^♪

今日も元気に仕事頑張りますよー

 

さて、本日ご紹介させていただく案件は、

クロムハーツ財布のカラーチェンジです。

 

ご依頼していただく方は、クロムハーツの大ファンです！

財布もジャケットも、アクセサリーもクロムハーツを使っています。

格好いいですねー

今回のご依頼品の財布はこちら↓↓↓

薄緑色のお財布ですね。

大切にご使用されていまして、

元々丈夫な革を使われていますので、

あまり傷がないです。

これを黒にしたいとのご依頼でした(^^♪

気分転換にいいと思いますね(*'▽')

ご依頼いただき、ありがとうございましたm(__)m

 

では、施工工程をご紹介させていただきます。

1. クリーニング

作業の最初は、革表面の汚れや埃を取り除くクリーニングです。専用の革用クリーナーを柔らかい布に含ませ、財布全体を優しく拭き取ります。この工程は、表面の汚れを落とすだけでなく、革に染み込んだ油分や埃を取り除き、次の工程で染料や顔料が均一に浸透するよう下地を整える役割を果たします。

縫い目や角など汚れが溜まりやすい部分を重点的にケアし、財布全体が清潔で滑らかな状態になるまで丁寧に作業を進めました。この準備が、後の工程での仕上がりを左右する重要なステップとなります。

2. 脱脂

クリーニングで表面を整えた後は、脱脂作業を行います。革表面には、長年の使用によって皮脂や油分が染み込んでおり、これが染料や顔料の定着を妨げる原因となります。専用の脱脂剤を布に含ませ、革全体を丁寧に拭きます。特に取っ手や開閉部分など、手で頻繁に触れる部分は念入りに脱脂を行い、革表面をクリーンな状態にしました。

この工程が完了すると、革は乾いたマットな質感になり、染料が浸透しやすい状態になります。脱脂作業をしっかり行うことで、最終的な色ムラや剥がれを防ぐことができます。

3. 表皮作り

次に、革表面の下地を整える表皮作りを行います。この工程では、革の元の色やコーティング層を適度に削り、染料や顔料がしっかり定着する状態を作り出します。まず、極細のサンドペーパーを使用して表面を軽く研磨しました。この作業により、表面の微細な凹凸が整えられ、染料が均一に浸透しやすくなります。

その後、革専用のプライマー（下地剤）を均一に塗布し、次の染色工程での染料や顔料の定着性を向上させました。この下準備は、耐久性のある仕上がりを実現するための重要なステップです。

4. 染料で生地自体を染める

表皮作りが完了した後は、専用の革用染料を使用して生地そのものを黒に染め上げます。染料を使用する理由は、革の内部まで色を染み込ませることで、摩擦などで表面の色が剥がれた場合でも、目立たず自然な風合いを保つためです。この工程を丁寧に行うことで、財布の長期的な使用にも対応できる耐久性を確保します。

染色作業にはスプレーガンを使用しました。スプレーガンを使うことで、染料をムラなく薄く均一に塗布できます。一度に濃く染めるのではなく、薄く重ね塗りをすることで、自然で深みのある黒色に仕上げました。この工程では、財布全体に染料をしっかり行き渡らせることを意識し、縫い目や細部も漏れなく染め上げました。

染料を使用した染色後は、十分に乾燥させて革内部に染料を定着させました。この工程に時間をかけることで、色ムラのない滑らかな仕上がりを実現しました。

5. 顔料で色を乗せる

染料による下地染めが終わった後、表面にさらなる深みと均一感を出すため、顔料を使用しました。顔料は染料とは異なり、革の表面に色を付ける役割を果たします。この工程においてもスプレーガンを使用し、財布全体に均一に顔料を吹き付けました。

顔料を重ねることで、表面に高級感のある質感としっかりした色味が生まれます。また、この工程では財布全体を滑らかに仕上げることを目指し、特に縫い目や角などの細部にも注意を払いながら作業を進めました。

6. つや出しと仕上げ

最後に、つや出しと仕上げを行いました。革専用のつや出し剤を全体に薄く塗布し、革に自然な光沢を与えます。この工程によって、黒色がさらに引き立ち、美しい仕上がりが完成します。つや出し剤は、見た目を美しくするだけでなく、表面の保護膜として耐久性を向上させる役割もあります。

最終仕上げには、保湿オイルを使用しました。これにより、革のしなやかさが戻り、使用感が向上します。乾燥後、表面の仕上がりを最終確認し、すべての工程を完了しました。

 

では、仕上げをご確認ください↓↓↓

いかがでしょうか(*'▽')

クロムハーツの財布は薄緑から深みのある黒に見事にカラーチェンジされましたね(^^♪

内部まで染料を浸透させることで、

長期間の使用にも耐える自然な風合いを実現しました。

お客様からも、まるで新しい財布を買ったような気分ですねと喜んでいただきました(*'▽')

そうです、これがカラーチェンジの魅力です！

皆さまも、一度飽きた品物をカラーチェンジして、

新調した気分を楽しんでください(^^♪

 

当店は、バッグやソファの修理を全般的に行っております。

ソファのひび割れ補修、カラーチェンジ、スレキズ補修、染め直し補修も行っております。

バッグ表面の汚れや角スレの修理のほか、

メンテナンスクリーニング、金具の傷修理や、ベルト交換、内側の張替え、

ベルトの編み直しなど、バッグの修理に関することなら、

なんでもご相談ください！

 

現在、バッグのリメイクも大好評受付中です♪

お使いのバッグが大きすぎたや持ちにくく感じる、

あるいは本来の形や色に飽きちゃいました。

それか、バッグを財布にリメイクしたい！

という要望もご対応できます！

 

修理金額について

---

バッグや財布などの小物に関する補修のベース価格を抜粋してご紹介します。

バッグ・小物関係 (持ち手込み※40cm未満2本まで)	Sサイズ(タテ＋ヨコ 35cm未満)	14,370円
	Mサイズ(タテ＋ヨコ 60cm未満)	17,570円
	Lサイズ(タテ＋ヨコ 90cm未満)	20,760円
	LLサイズ(タテ＋ヨコ 91cm以上)	25,560円〜
	財布等の小物	9,590円
	持ち手（ハンドル） ※1本当たりの料金	3,190円
	部分補修（タテ+ヨコ＝16cm未満） ※1箇所当たりの料金	3,190円
	内袋交換(内張り交換は28,600円～)	16,340円〜

補修のベース価格の施工内容には「クリーニング、スレ傷補修、染め直し、色止め加工」が含まれています。

この他にも、トップ加工、特殊素材、カラーチェンジ、色数、補修箇所、縫製の有無などなど、様々な条件やオプション、お品物の状態や施工の難易度などを確認した上でのお見積りとなります。

詳細は「革修理料金」をご確認ください。

 

実際の補修は、お品物の状態やご依頼内容によって

施工内容が一つ一つ異なります。

価格表をベースにしながら、

お品物の状態、施工範囲、施工方法、難易度などを加味して

施工内容と価格のご提案をいたしますので、

安心してご相談ください(*^-^*)

 

価格表はあくまでもベース価格です。

こんな場合はどおなるの？といった疑問は、

お気軽にお問い合わせください。

お品物の状態や施工内容に合わせて、

柔軟にお見積りをお出しします。

お客様のご予算もお伺いし、

一点一点、施工内容と価格のご提案をしておりますので、

まずは、ご相談ください(*^-^*)

ご相談、お見積りは無料です。

宅配便で全国から受付可能です！

 

見積もりやご相談は無料です。

お気軽にお問い合わせください(*'▽')

 

傷んでしまって諦めていた製品も、
当店の技術で復活させてみませんか？

施工に関してやお見積りの他、
どういった製品が長く使っていけるのか、
こんなことはできる？
売ったらいくらかな？などなど、
どんなことでもお気軽にご相談ください♪

ラインで写真を送るだけで簡単に見積もりができます！

ラインからお問い合わせ