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革修理ブログ
2024/11/24
【愛知県依頼】【ヴィトンバッグ修理】ヴィトンバッグのヌメ革シミ修理のご紹介
こんにちは〜^_^
革バッグ・革小物修理の革研究所浜松店です。
最近天気が冷え込んで来ましたねー
日中は太陽に浴びるとまだ暖かいですが、
朝晩や日陰のところにいると、
手足が冷えます(^^;)
手が凍ってしまいますと、施工もしにくくなりますが(^^;)
頑張らせていただきますm(__)m
さて、本日紹介させていただく品物は、他県からのご依頼でした。
他県のご依頼は、郵送で承っております。
まずラインから品物の写真を送っていただきまして、
写真から施工が可否の確認や施工の工程のご紹介、
及び概算の見積もりを出させていただきます。
ご納得いただけましたら、郵送で品物を送っていただければ施工をさせていただきます。
では、施工前のお写真をご覧になってください↓↓↓
なんと、除湿剤と一緒に置きましたら、
除湿剤から水分がでてしまって、
その水分がこちらのかばんに吸われました💦
まだあまり使用されていないバッグなのに、
ショックですね(´;ω;`)ウッ…
ヌメ革のシミ直しは、お任せください!
きれいに修理させていただきたいと思います。
ご依頼いただきまして、ありがとうございましたm(__)m
今回のご依頼品は、お気に入りのルイヴィトン「ダミエ・アズール」プロプリアノバッグです。
洗練されたデザインと高級感が魅力です。
しかし、ヌメ革部分はその自然な風合いゆえに、シミや汚れが発生しやすい素材でもあります。
今回は、バッグを保管中に使用していた除湿剤から漏れた水分をヌメ革が吸い込んでしまい、
持ち手部分を中心に濃いシミが広がってしまいました。
このシミを色直しで修復します。
それでは、施工工程を紹介させていただきます。
まず、バッグの状態を確認しました。シミは持ち手部分や縁周りに濃く現れており、除湿剤から漏れ出た水分が原因であることが分かりました。ヌメ革は水分や湿気を吸収しやすく、こうした環境下ではシミが急速に広がります。特にダミエ・アズールのような明るい色味のバッグでは、シミが目立ちやすくなります。
修理を開始する前に、必要な道具を準備しました:
修復作業の第一歩は、シミ部分のクリーニングです。革専用クリーナーを柔らかい布に含ませ、シミの周辺を軽く拭き取りました。除湿剤由来のシミは、水分が原因で革の繊維に深く浸透しており、完全に消すことは難しい場合があります。しかし、表面の汚れや油分を取り除くことで、次の工程で染料を均一に浸透させるための下地を整えました。
シミ部分が革の内部に染み込んでいる場合、表面を軽く研磨して滑らかに整える必要があります。細目のサンドペーパーを使い、シミが目立つ部分を丁寧に磨きました。この作業で、表面の微細な傷や色ムラも整えることができました。ただし、ヌメ革の質感を損なわないように、削りすぎないことを意識しました。
次に、革用染料を準備しました。ヌメ革は時間が経つにつれて色味が変化するため、現在のバッグの色に近い染料を慎重に選びました。
それに元のツヤに近い質感を出すために、ツヤ調整剤も入れました。染料が整えましたら、スプレーガンに染料をセットし、試し吹きを行って色味を確認しました。ムラなく吹き付けるため、スプレーガンの圧力や吹き付け幅も調整しました。
バッグ全体を保護するため、キャンバス部分や金具部分にマスキングテープを貼り、染料が付着しないよう準備しました。そして、スプレーガンを使ってヌメ革部分に染料を均一に吹き付けました。この際、以下のポイントに注意しました:
最初の塗布後、30分程度の乾燥時間を設けました。完全に乾いたことを確認した後、2~3回重ね塗りを行い、シミが目立たない均一な仕上がりを目指しました。
染料が乾燥したら、革用オイルを塗布して仕上げました。革用オイルをウエスで優しく磨くことによって、より自然で柔らかい感触になりまして、新品のような質感を再現しました。
マスキングテープを慎重に剥がし、仕上がりを確認しました。染料が均一に塗布され、シミがほとんど目立たなくなったことを確認しました。また、修理後は防水スプレーを軽く全体に吹き付け、再び水分を吸収してシミができるのを防ぎました。
それでは、施工後の写真をご覧になってください↓↓↓
いかがでしょうか?
シミが広がっている部分はきれいになくなりました!
元々のお色に結構近い色になったと思います(*'▽')
今回のバッグの革は傷などがなかったため、
色を塗り直しすることで、
新品みたいに直りました!
お客様も喜んでいただけました(*'▽')
当店は、バッグやソファの修理を全般的に行っております。
ソファのひび割れ補修、カラーチェンジ、スレキズ補修、染め直し補修も行っております。
バッグ表面の汚れや角スレの修理のほか、
メンテナンスクリーニング、金具の傷修理や、ベルト交換、内側の張替え、
ベルトの編み直しなど、バッグの修理に関することなら、
なんでもご相談ください!
現在、バッグのリメイクも大好評受付中です♪
お使いのバッグが大きすぎたや持ちにくく感じる、
あるいは本来の形や色に飽きちゃいました。
それか、バッグを財布にリメイクしたい!
という要望もご対応できます!
修理金額について
バッグや財布などの小物に関する補修のベース価格を抜粋してご紹介します。
バッグ・小物関係 (持ち手込み※40cm未満2本まで) |
Sサイズ(タテ+ヨコ 35cm未満) | 14,370円 |
Mサイズ(タテ+ヨコ 60cm未満) | 17,570円 | |
Lサイズ(タテ+ヨコ 90cm未満) | 20,760円 | |
LLサイズ(タテ+ヨコ 91cm以上) | 25,560円〜 | |
財布等の小物 | 9,590円 | |
持ち手(ハンドル) ※1本当たりの料金 |
3,190円 | |
部分補修(タテ+ヨコ=16cm未満) ※1箇所当たりの料金 |
3,190円 | |
内袋交換(内張り交換は28,600円~) | 16,340円〜 |
補修のベース価格の施工内容には「クリーニング、スレ傷補修、染め直し、色止め加工」が含まれています。
この他にも、トップ加工、特殊素材、カラーチェンジ、色数、補修箇所、縫製の有無などなど、様々な条件やオプション、お品物の状態や施工の難易度などを確認した上でのお見積りとなります。
詳細は「革修理料金」をご確認ください。
実際の補修は、お品物の状態やご依頼内容によって
施工内容が一つ一つ異なります。
価格表をベースにしながら、
お品物の状態、施工範囲、施工方法、難易度などを加味して
施工内容と価格のご提案をいたしますので、
安心してご相談ください(*^-^*)
価格表はあくまでもベース価格です。
こんな場合はどおなるの?といった疑問は、
お気軽にお問い合わせください。
お品物の状態や施工内容に合わせて、
柔軟にお見積りをお出しします。
お客様のご予算もお伺いし、
一点一点、施工内容と価格のご提案をしておりますので、
まずは、ご相談ください(*^-^*)
見積もりやご相談は無料です。
お気軽にお問い合わせください(*'▽')
傷んでしまって諦めていた製品も、
当店の技術で復活させてみませんか?
施工に関してやお見積りの他、
どういった製品が長く使っていけるのか、
こんなことはできる?
売ったらいくらかな?などなど、
どんなことでもお気軽にご相談ください♪
ラインで写真を送るだけで簡単に見積もりができます!
革鞄・バック
革の鞄(カバン)のスレやキズの補修、変色、革の色を変える(カラーチェンジ)までお任せください。VUITTON(ヴィトン)GUCCI(グッチ)等の革ブランド品も修理可能です。
財布・小物
革財布(サイフ)、小銭入れ、キーケース等の小物全般の革のキズ、スレをキレイに修理いたします。CHANEL(シャネル)GUCCI(グッチ)等のブランド革小物の修理ももちろんOKです。
革靴・ブーツ
男性物の革靴、女性物のブーツ等靴の革修理(スレ・キズの補修)も可能です。思い出の有る革靴等の修理はお任せください。もちろん革靴の修理に関してもブランド靴の修理可能です。
革衣類
革ジャン、革コート・革のジャケット等革衣類の修理、補修もお任せください。部分的なスレ・キズの補修から、革全体の色を変える(カラーチェンジ)まで幅広く対応いたします。
ソファー・椅子
革ソファー・革の椅子の修理実績も多数ございます。痛み具合によっては革の張替えも可能です。カッシーナ(CASSNA)等のブランドソファー修理もお気軽にご相談ください。
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自動車の革ハンドル・革シートの修理(リペア)も可能です。ベンツ・BMWなどの高級外車から、国産の自動車まで数多くの修理実績がございますのでお気軽にお問合せください。
代表者 山本 唯芝
所在地 浜松市浜名区貴布祢535-14
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対応エリア
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当店の革修理は革の事を知り尽くした熟練職人が一点一点丁寧に修理・補修いたします。思い出の有る大切な革製品を安心してお任せください。また、ブランド品(VUITTON・CHANEL・GUCCI等)の革修理経験も豊富です。革のキズやスレの補修はお任せください。革修理の御見積やお問合せはもちろん無料です。