ソファー修理・財布修理・カバン修理｜革修理の事なら革研究所 浜松店

こんにちは〜^_^

革バッグ・革小物修理の革研究所浜松店です。

 

年明けてからバタバタする毎日です(^-^;

今年初めての投稿をさせていただきます🙇🙇

天気もまだまだ寒いですね🥶

工房では、換気のため暖房無しで施工を頑張らせていただいています(^-^;

 

さて、本日ご紹介させていただくのは、

ルイヴィトンのアルマというバッグのカラーチェンジとなります。

ご依頼される方は、娘さんに使ってもらいたいですが、

ヌメ革や持ち手の部分は変色、シミが見られるため、

ご依頼してくださいました🙇🙇

 

ご依頼品はこちら↓↓↓

ルイヴィトンのモノグラムのデザインですね。

こちらのバッグに使われている革はヌメ革というものです。

丈夫で長持ちしますが、

表面にコーティングをしていないですので、

使っていくうちにすぐ焼けてしまいます。

もともとこの色が変化していくのを楽しむ素材ですが、

皆さまの好みで、このシミや変色をあまり好きじゃない方も多くいらっしゃいますね。

となると、塗料で色直しをすると、

色が均一になりますし、塗料で革の表面をコーティングをすることによって、

これからも、色が変化しにくくなります(*'▽')

今回のお客様が、こげ茶色にカラーチェンジしたいとのご依頼でした。

ご依頼いただき、ありがとうございます(*'▽')

 

それでは、施工工程を紹介させていただきます。

1. 修理対象の状態確認

• バッグのヌメ革部分は長年の使用により、以下のような状態でした：

  • 全体的な色褪せ
  • 部分的なシミや変色
  • 細かい汚れが蓄積している
  • ただし、ヌメ革の特性上、目立つ傷はほとんどありませんでした。

• 持ち手部分のコバは次のような状態でした：

  • 色剥げと汚れが目立つ
  • 硬化剤の劣化による割れが一部発生

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2. 必要な材料と道具の準備

• ヌメ革部分の作業に使用したもの：

  • 革用クリーナー
  • 脱脂剤
  • スプレーガン
  • 濃いこげ茶色の革用塗料
  • 色止め剤
  • 艶出し剤
  • 保護オイル

• 持ち手のコバ作業に使用したもの：

  • コバ専用の塗料（濃いこげ茶色に調合）
  • コバ修理用硬化剤
  • 綿棒
  • 細い筆

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3. ヌメ革部分の作業工程

(1) クリーニング

• 革用クリーナーを使用し、ヌメ革全体を丁寧に清掃しました。
  • 特に持ち手やバッグ底部分の汚れがひどい箇所を重点的に拭き取りました。
  • 古い油分や汚れをしっかり除去することで、塗料の密着性を向上させました。

(2) 脱脂処理

• 次に、脱脂剤を使い、革表面に残った油分を取り除きました。
  • 柔らかい布に脱脂剤を含ませ、全体を軽く拭き上げました。
  • この工程を行うことで、塗料がムラなく均一に塗布できる状態を整えました。

(3) 下地処理不要の確認

• 今回のヌメ革部分には大きな傷がなかったため、傷補修剤や表皮形成剤の使用は省略しました。
  • この省略により、作業時間が短縮され、革の持つ自然な質感を維持することができました。

(4) スプレーガンによる塗装

• 濃いこげ茶色の革用塗料をスプレーガンで塗布しました。
  • まず薄く塗料を重ね、全体が均一な色合いになるように調整しました。
  • 特に、シミや変色が目立っていた箇所には重点的に塗布し、ムラを防ぎました。
  • 塗料に色止め剤を混ぜることで、仕上がり後の色移りや剥げを防ぎました。

(5) 艶出しと仕上げ

• 塗装が乾燥した後、艶出し剤を塗布し、自然な光沢感を調整しました。
  • ヌメ革の特性に合わせ、過度な光沢を避け、上品な仕上がりにしました。
• 最後に保護オイルを塗布し、革の柔軟性と耐久性を高めました。

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4. 持ち手のコバ部分の作業工程

(1) 古いコバの確認と準備

• 持ち手部分のコバを確認したところ、割れや色剥げが見られたため、修理作業を行うことにしました。
• コバ部分の状態に合わせ、以下の手順で作業を進めました。

(2) 塗料の調合

• ヌメ革部分と統一感を持たせるため、濃いこげ茶色のコバ専用塗料を調合しました。
  • 必要に応じて硬化剤を混ぜることで、コバのつやを出して、耐久性も向上させました。

(3) 塗布作業

• 綿棒や細い筆を使用し、コバ専用塗料を丁寧に塗布しました。
  • 特に、細かい部分には慎重に塗料を乗せ、ムラが出ないように仕上げました。
  • 塗料の乾燥後、必要に応じて重ね塗りを行い、均一な仕上がりを目指しました。

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5. 最終仕上げと確認

• バッグ全体の塗装が乾燥した後、以下の仕上げ作業を行いました：

  • ヌメ革部分には保護オイルを再度塗布し、艶感と柔軟性を調整しました。
  • コバ部分の塗装が完全に乾燥していることを確認し、表面の手触りを最終チェックしました。

• 最終的に、バッグ全体の仕上がりを確認し、色ムラや塗り残しがないか細かく点検しました。

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それでは、施工後の写真をご覧になってください↓↓↓

いかがでしょうか～

濃いこげ茶色にカラーチェンジされたヌメ革は、シミや変色が完全に解消され、

落ち着いた高級感のある仕上がりとなりました。

持ち手部分のコバも滑らかに塗り直され、全体的な統一感が増しました。

修理後のバッグは、すっきりと雰囲気が変わって、

お客様に大変満足いただけました！

 

当店は、バッグやソファの修理を全般的に行っております。

ソファのひび割れ補修、カラーチェンジ、スレキズ補修、染め直し補修も行っております。

バッグ表面の汚れや角スレの修理のほか、

メンテナンスクリーニング、金具の傷修理や、ベルト交換、内側の張替え、

ベルトの編み直しなど、バッグの修理に関することなら、

なんでもご相談ください！

 

現在、バッグのリメイクも大好評受付中です♪

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という要望もご対応できます！

 

修理金額について

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バッグや財布などの小物に関する補修のベース価格を抜粋してご紹介します。

バッグ・小物関係 (持ち手込み※40cm未満2本まで)	Sサイズ(タテ＋ヨコ 35cm未満)	14,370円
	Mサイズ(タテ＋ヨコ 60cm未満)	17,570円
	Lサイズ(タテ＋ヨコ 90cm未満)	20,760円
	LLサイズ(タテ＋ヨコ 91cm以上)	25,560円〜
	財布等の小物	9,590円
	持ち手（ハンドル） ※1本当たりの料金	3,190円
	部分補修（タテ+ヨコ＝16cm未満） ※1箇所当たりの料金	3,190円
	内袋交換(内張り交換は28,600円～)	16,340円〜

補修のベース価格の施工内容には「クリーニング、スレ傷補修、染め直し、色止め加工」が含まれています。

この他にも、トップ加工、特殊素材、カラーチェンジ、色数、補修箇所、縫製の有無などなど、様々な条件やオプション、お品物の状態や施工の難易度などを確認した上でのお見積りとなります。

詳細は「革修理料金」をご確認ください。

 

実際の補修は、お品物の状態やご依頼内容によって

施工内容が一つ一つ異なります。

価格表をベースにしながら、

お品物の状態、施工範囲、施工方法、難易度などを加味して

施工内容と価格のご提案をいたしますので、

安心してご相談ください(*^-^*)

 

価格表はあくまでもベース価格です。

こんな場合はどおなるの？といった疑問は、

お気軽にお問い合わせください。

お品物の状態や施工内容に合わせて、

柔軟にお見積りをお出しします。

お客様のご予算もお伺いし、

一点一点、施工内容と価格のご提案をしておりますので、

まずは、ご相談ください(*^-^*)

 

見積もりやご相談は無料です。

お気軽にお問い合わせください(*'▽')

 

傷んでしまって諦めていた製品も、
当店の技術で復活させてみませんか？

施工に関してやお見積りの他、
どういった製品が長く使っていけるのか、
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どんなことでもお気軽にご相談ください♪

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