ソファー修理・財布修理・カバン修理｜革修理の事なら革研究所 浜松店

こんにちは〜^_^

革バッグ・革小物修理の革研究所浜松店です。

 

今週も始まりましたね～(*^-^*)　

かなり涼しくなって冬がやっときたな～という感じです(*^-^*)　

今年は夏が長かったですよね。

そのまま秋がなく冬になっちゃいました。

秋が好きな私にとって残念な気分です(^-^;

今週も頑張って修理していきたいと思いますので、たくさんのご依頼、ご相談をお待ちしております～m(__)m

 

さて、本日紹介させていただく品物も他県からのご依頼でした。

他県のご依頼は、郵送で承っております。

まずラインから品物の写真を送っていただきまして、

写真から施工が可否の確認や施工の工程のご紹介、

及び概算の見積もりを出させていただきます。

ご納得いただけましたら、郵送で品物を送っていただければ施工をさせていただきます。

遠方からご依頼をいただき、ありがとうございます(*'▽')

 

では、施工前のお写真をご覧になってください↓↓↓

   

エルメスのエヴリンですねー

エルメスを代表するオレンジ色ですね。

ご愛用によって色が剥がれてしまいました💦

エルメスは世界的に有名なブランドですので、

かなりな高級品で、お客様も大変重宝されています。

慎重に施工させていただきたいと思いますm(__)m

ご依頼いただき、ありがとうございます🙇🙇

 

今回ご依頼されたバッグはエルメスのバッグですが、

エルメスを代表する定番素材のトリヨンクレマンスです。

トリヨンクレマンスは雄牛の革が使用されており、繊細な革目が特徴です。

エブリンにおいてもトリヨンクレマンスを使用した製品は多く、人気を誇る素材となります。 

比較的に丈夫な素材なので、よっぽとなことがない限り、

破れまで進行しないですが、軽度なスレ傷や色剥げになることは多いです。

今回も革の状態を確認しながら施工させていただきたいと思います。

 

それでは、施工工程を紹介させていただきます。

1. 修理前の状態確認と準備

修理に着手する前に、バッグ全体を確認しました。特にスレ傷が目立つ部分は以下でした：

• バッグ底面の角部分
• 側面の縁部分
• ショルダーストラップの付け根

これらは摩擦や衝撃を受けやすい箇所で、色剥げが進行しやすい部分です。修理には以下の道具を使用しました：

• 革専用クリーナー
• 革用補修剤
• サンドペーパー（細目）
• 油性塗料（オレンジ色、色止め剤を含む）
• スプレーガン
• 手袋と柔らかい布

色止め剤は、塗料に混ぜ込んで使用することで色の定着を強化し、ツヤの調整も同時に行える便利な素材です。

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2. クリーニング作業

修理を始める前に、革専用クリーナーを使ってバッグ全体を丁寧にクリーニングしました。この工程では、表面に付着した汚れや油分を除去し、塗料が均一に定着する下地を整えます。特にスレ傷や色剥げ部分に重点を置き、汚れをしっかりと取り除きました。

クリーニング後は、完全に乾燥させてから次の工程へ進みました。

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3. スレ傷の補修

次に、スレ傷や細かな亀裂がある箇所を補修しました。革用補修剤を塗り込み、乾燥後にサンドペーパーで磨き上げます。補修部分を周囲の革と滑らかに整えることで、最終的な仕上がりが自然となります。ですが、磨きすぎると、周りの革が傷つけられちゃいますので、この工程は特に慎重に行いました。

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4. 油性塗料の準備とスプレーガンの調整

補修が終わったら、オレンジ色の油性塗料を準備しました。エルメスの代表的なオレンジに近づけさせるため、何度も作り直して、最終的にかなり近いオレンジ色ができたと思います。

色が整えましたら、色止め剤を入れて混ぜ込みます。色止め剤は、塗料の色を定着させる役割に加え、ツヤを調整する機能を持っています。今回は、エルメス特有の鮮やかさと適度なツヤ感を再現することを重視しました。

スプレーガンに塗料をセットし、試し吹きで色味とツヤのバランスを確認しました。スプレーの圧力や吹き付け幅を調整し、ムラなく仕上げる準備を整えました。

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5. マスキングと塗装作業

塗装する箇所以外（内装や金具部分）をマスキングテープで保護し、スプレーガンで塗料を吹き付けました。作業のポイントは以下の通りです：

1. スプレーガンを15～20cm程度離し、薄く塗料を吹き付ける。
2. 一方向だけでなく、縦横に動かしてムラを防ぐ。
3. 1回目の塗布後、自然乾燥させる（約30分）。
4. 同じ工程を3回繰り返し、均一で鮮やかなオレンジ色を再現。

色止め剤が塗料に含まれているため、吹き付け後も色が革にしっかりと定着し、発色が長持ちする仕上がりとなりました。

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6. 最終確認と仕上げ

塗装が完全に乾燥した後、マスキングテープを剥がし、全体をチェックしました。スレ傷や色剥げはすっかり目立たなくなり、バッグ全体が新品同様の美しさを取り戻しました。また、色止め剤の効果で塗料がしっかりと革に密着し、塗装部分が剥がれる心配もありません。

さらに、仕上げとして革全体に防水スプレーを吹き付け、日常使用での汚れや水分の浸入を防ぐよう保護しました。

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それでは、施工後の写真をご確認ください↓↓↓

いかがでしょうか～

今回の修理では、油性塗料と色止め剤を用いることで、エルメス特有の鮮やかなオレンジ色を忠実に再現し、

スレ傷や色剥げを目立たなくすることができたと思います(*'▽')

また、ツヤの調整も色止め剤を活用して理想的な仕上がりに整えました。

このような修理とメンテナンスを行うことで、エヴリンのような高価なバッグでも、

日常的に使用しながら美しさを長く保つことが可能です。

適切なケアを施し、大切なバッグを末永く愛用していただ桁らと思います！(*'▽')

 

当店は、バッグやソファの修理を全般的に行っております。

ソファのひび割れ補修、カラーチェンジ、スレキズ補修、染め直し補修も行っております。

バッグ表面の汚れや角スレの修理のほか、

メンテナンスクリーニング、金具の傷修理や、ベルト交換、内側の張替え、

ベルトの編み直しなど、バッグの修理に関することなら、

なんでもご相談ください！

 

現在、バッグのリメイクも大好評受付中です♪

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修理金額について

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バッグや財布などの小物に関する補修のベース価格を抜粋してご紹介します。

バッグ・小物関係 (持ち手込み※40cm未満2本まで)	Sサイズ(タテ＋ヨコ 35cm未満)	14,370円
	Mサイズ(タテ＋ヨコ 60cm未満)	17,570円
	Lサイズ(タテ＋ヨコ 90cm未満)	20,760円
	LLサイズ(タテ＋ヨコ 91cm以上)	25,560円〜
	財布等の小物	9,590円
	持ち手（ハンドル） ※1本当たりの料金	3,190円
	部分補修（タテ+ヨコ＝16cm未満） ※1箇所当たりの料金	3,190円
	内袋交換(内張り交換は28,600円～)	16,340円〜

補修のベース価格の施工内容には「クリーニング、スレ傷補修、染め直し、色止め加工」が含まれています。

この他にも、トップ加工、特殊素材、カラーチェンジ、色数、補修箇所、縫製の有無などなど、様々な条件やオプション、お品物の状態や施工の難易度などを確認した上でのお見積りとなります。

詳細は「革修理料金」をご確認ください。

 

実際の補修は、お品物の状態やご依頼内容によって

施工内容が一つ一つ異なります。

価格表をベースにしながら、

お品物の状態、施工範囲、施工方法、難易度などを加味して

施工内容と価格のご提案をいたしますので、

安心してご相談ください(*^-^*)

 

価格表はあくまでもベース価格です。

こんな場合はどおなるの？といった疑問は、

お気軽にお問い合わせください。

お品物の状態や施工内容に合わせて、

柔軟にお見積りをお出しします。

お客様のご予算もお伺いし、

一点一点、施工内容と価格のご提案をしておりますので、

まずは、ご相談ください(*^-^*)

 

見積もりやご相談は無料です。

お気軽にお問い合わせください(*'▽')

 

傷んでしまって諦めていた製品も、
当店の技術で復活させてみませんか？

施工に関してやお見積りの他、
どういった製品が長く使っていけるのか、
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どんなことでもお気軽にご相談ください♪

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