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革修理ブログ
2023/10/29
カバン修理 バッグ修理 ルイヴィトン ヴィトン ミュルティプリ シテ ヌメ革 塗り直し
こんにちは!
革研究所 浜松店です!
今日は
ルイヴィトン ヴィトン ミュルティプリ シテ ヌメ革 塗り直し
を紹介させていただきます♪
さて、今回のご依頼ですがルイヴィトンのバッグになります(^^)
ミュルティプリ・シテというバッグです。
前面のポケットのデザインが印象的なバッグ。
正面ポケット、サイドの携帯ケース、アルカンタラ素材の内部にはふたつのポケットと収納力は抜群ですね。
ご購入されてからあまり使っていないとおしゃっていましたが、
ヴィトンのバッグで、ヌメ革が使われているものなら、
使っていなくても、湿気でヌメ革の部分が劣化してしまいます。
これはヌメ革の材質としての特徴ですが、
取り扱いやメンテナンスがとても難しい材質になります。
ルイヴィトンの発祥の地、パリは日本より気候が乾燥していますので、
フランスで保管すると、さほど劣化しないですが、
日本の気候では、定期的なメンテナンスをしないや保管方法を間違えてしまいますと、
劣化しやすいですね。
こちらのバッグは、ヌメ革の持ち手の劣化や角スレが激しいです。
これらの部分を重点的に補修していきます。
傷んでしまったヌメ革は染め直しをすることによって、キレイに復活させることができますよ~(*^-^*)
ヌメ革の汚れなどでお困りの方は、カラーチェンジでオリジナルのバッグにイメージチェンジするのもとても良いですよ~
施工ですが、まずはしっかりとクリーニングをします(^^)
ですが前にも言いましたが、ヌメ革はクリーニングをしてもあまりきれいにすることはできません。
ゴシゴシすると革を傷めますし、液体を使うと逆にシミを作ってしまう事もあります。ですので、軽く拭きとる程度のクリーニングをしました(^^)
クリーニングが終わると、染料を使っての染めの工程です。
染料を使って革自体を染めてしまいます。今回は、元の色と近いベージュ・ブラウンに仕上げたいですので、
しっかり色を作らせていただきました。
染料で革をブラウンにしたら、次にスレやキズなどを補修して、塗料のノリがよくなるように下地処理をします。
キズの補修材を全体に塗布し、毛羽立ちなどをおさえ、キズは研磨をしてキレイな表面に整えます。
ヌメ革そのままでは塗料のノリが悪いので、この工程はかなり重要ですm(__)m
下地が整ったら、いよいよ染めの工程に入ります。
モノグラム部分に塗料が付かないようにしっかりとマスキングを施し、スプレーを使って染めていきます。
少しづつ丁寧に染めていきます。 ムラにならないように塗布し、乾燥させる工程を状態を見ながら繰り返します。
持ち手などは特に丁寧に染め残しの無いように施工します。
すべてがキレイに染まったらこの工程は完了です(*^-^*)
しっかりと乾燥させたら、仕上げの工程です(^^)
色止め、ツヤだし、最後のお色の調整です。時間をかけて調色をして、丁寧に染め直しをさせて頂きました~!!
それでは、仕上げの写真をご覧ください
いかがでしょうか。
シミが出来てしまって、持ち手がひび割れて、古い印象のバッグでしたが、お色を入れることによって全然印象の違うバッグになりました(^^)
今回のバッグのような状態の物を持っている方は多いのではないでしょうか?
今回のお客様のように印象を変えたくないのであればベージュ系のお色に染め直ししても良いですし、お好みのお色にすることでオリジナルのおしゃれなバッグにすることもできます!!
印象がガラッと変わってとても良い感じではないですか~お客様もとても喜んでくださいましたよ~!!
ご依頼を頂きましてありがとうございました~!!
ヴィトンバッグのトラブルでお困りの方は革研究所浜松店までお気軽にご相談くださいね~!!
当店は、バッグやソファの修理を全般的に行っております。
ソファのひび割れ補修、カラーチェンジ、スレキズ補修、染め直し補修も行っております。
バッグ表面の汚れや角スレの修理のほか、
メンテナンスクリーニング、金具の傷修理や、ベルト交換、内側の張替え、
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お気軽にお問い合わせください(*'▽')
ヴィトンバッグのお手入れ方法を紹介させていただきます。
ヴィトンバッグ重点的に確認する部分は以下が挙げられます。
・外側の汚れ、傷、日焼け、退色、四隅の擦れ、シミ、べたつき
・内側の汚れ、臭い、カビ、シミ、ほつれ
・取っ手と本体の結合部分の破れ、ほつれ
・型崩れ
・金属部分のパーツの摩耗
バッグを高温多湿になりやすい場所や日光が当たりやすい場所への保管は避けましょう。
ルイヴィトンを含む革製品は日光による退色、湿気による内側のべたつき、水滴によるシミやカビが発生しやすいです。
使用頻度が少ない革製のバッグをクローゼットに入れたままにすると、内部に湿気がこもってカビだらけになっているかもしれません。
湿気の影響で牛革が変質すると、内部の生地同士が粘着する場合があります。
そのため、使わないバッグを乾燥しているところに保管するうえ、乾燥剤をいれて、
定期的に状態を確認することが大事です。
・革製品についたホコリや細かい汚れをブラッシングする
・クロスに少量の専用オイルかクリームをつけて磨く
・日陰で30分~1時間ほど乾かす
・余計なオイルとクリームをクロスで落とす
大事なバッグを定期的なメンテナンスで長くご愛用してください(^^♪
今回のヴィトンバッグですが、
既に廃盤となっているヴィンテージモデルです。
デザインがかわいくて、収納力も抜群で、
廃盤となっていても、大人気です。
中古品しか手に入らないので、中古相場も高いですね。
ルイヴィトンは1854年に創始者ルイ・ヴィトンが、パリに世界で初めての旅行用トランクのアトリエを開業したことから始まりました。
その後、息子ジョルジュ・ヴィトンが継ぎ、模倣品対策として市松模様から着想を得た「ダミエ」を考案しました。
またしても模倣品が出回ってしまい、1896年に「モノグラム」を発表しました。
モノグラムは日本の家紋をモチーフに、花、星、創業者のイニシャルである「LV」を描いています。
1987年にシャンパンで有名な酒造メーカーのモエ・ヘネシー社と合併し、LVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトングループが生まれました。
ルイヴィトンはプレタポルテ部門への参入を考え、1997年にマーク・ジェイコブスをクリエイティブディレクターとして招きます。
現代アーティストの草間彌生や村上隆などとコレクションを発表し、完売するアイテムが出るほどの評判を呼びました。
日本で人気№1のブランド、ルイヴィトンの全般的な修理や買取はぜひご相談ください!
傷んでしまって諦めていた製品も、
当店の技術で復活させてみませんか?
施工に関してやお見積りの他、
どういった製品が長く使っていけるのか、
こんなことはできる?
売ったらいくらかな?などなど、
どんなことでもお気軽にご相談ください♪
ラインで写真を送るだけで簡単に見積もりができます!
革鞄・バック
革の鞄(カバン)のスレやキズの補修、変色、革の色を変える(カラーチェンジ)までお任せください。VUITTON(ヴィトン)GUCCI(グッチ)等の革ブランド品も修理可能です。
財布・小物
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革ソファー・革の椅子の修理実績も多数ございます。痛み具合によっては革の張替えも可能です。カッシーナ(CASSNA)等のブランドソファー修理もお気軽にご相談ください。
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自動車の革ハンドル・革シートの修理(リペア)も可能です。ベンツ・BMWなどの高級外車から、国産の自動車まで数多くの修理実績がございますのでお気軽にお問合せください。
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TEL 090-3483-6328
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