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2023/10/03

バッグの修理 エルメス Hermès エブリン

こんにちは!

革研究所 浜松店です!

 

今回はエルメスのエヴリンの全体補修です♪

エルメス/Hermès/エヴリン/バッグ

 

今回のご依頼品ですが、

こちらのエヴリンです:

最後に比較してみます。

 

エルメスエブリンビフォー1

 

エヴリンとしては、一番よく見かける色ですね。

綺麗に縁どられたステッチがポイントです。

白っぽい糸目で、

このカラーの魅力を引き出していると思います。

 

今回の依頼品の状態を確認すると、

表面の傷やシミ、

角のスレ傷があります。

 

色落ちや角スレがあり、全体的に色がくすんでいますね。

 

今回はこちらのバッグを、

同系色で

「ステッチを残して」

修理していきます!

 

まずはいつもと同じように、

クリーニングをいたします。

 

余談ですが、バッグの修理をしながらいつも思いますが、

バッグの修理は化粧と同じだなーと

まずお肌をきれいに洗って、ちゃんと潤って、

下地を整えてからじゃないと、

きれいなメイクになりませんね。

革の修理も同じ。色をのせる前にちゃんと革の状態を整うことが大事ですね。

なので、いつもクリーニングや研磨などの下準備を入念に行っております。

 

クリーニングと研磨が終わったら、

角スレになっている部分を埋めていきます。

それから、大事なスケッチを残すために、ちゃんとラインテープで丁寧にスケッチを隠してから、

色をのせていきます。

 

施工後はこうなりました:

 

エルメスエブリンビフォー1エルメスエブリンアフター1

エルメスエブリンビフォー2エルメスエブリンアフター2

エルメスエブリンビフォー3エルメスエブリンアフター3

エルメスエブリンビフォー4エルメスエブリンアフター4

 

ステッチは綺麗に残しつつ、

表面の傷やシミ、角のスレも

きれいに目立たなくなりました!

 

エルメスは誰もが知るハイブランドで、

お値段も正直高いものが多いです。

ですがその分とても品質が高く、

職人の技術の結晶ともいえる製品だと思います。

 

そんな製品の修理も、

革研究所は自信をもってお受付いたします。

 

また、革研究所浜松店は買取店も併設しております。

 

ご要望に応じて、

どう直すのか、どこまで直すのか、

または売却するのか、

総合的なご案内が可能でございます。

 

それでは、

今回のエルメスのエヴリンですが、

エブリンなのかエヴリンなのか!?

そう思う方も多いのではないでしょうか!

 

公式ではEVELYNE/エヴリンと表記されており、

たぶんエヴリンが正解なのかと思いますが…

公式はそうでありますね。(個人的にどっちでもいいと思いますが笑)

 

エルメスというブランドは1837年にティエリー・エルメスがパリに開いた馬具工房から始まりました。

馬具のオーダーメイド製作が瞬く間に評判を呼び、

1867年にパリ万国博覧会で受賞し、ナポレオン3世やロシア皇帝などの貴族御用達として名を馳せました。

 

ブランドを創業者の息子・シャルル=エミール・エルメスに引継ぎ、

工房をフォーブル・サントノーレ通り24番地に移して併設した店舗を構え、バッグや財布なども作るようになりました。

3代目のエミール・モーゼル・エルメスの方針でアパレル業界へ進出し、

世界で初めてファスナー付きバック「ブガッティ」を発表しました。

バッグ、財布、時計、スカーフ、メンズウェア、ジュエリーとアイテムの幅を広げていきました。

ブランドの地位を確立したケリーとバーキンは、現在でも憧れのアイテムとして根強い人気があります。

 

エルメスといえば、バーキンが一番知られていますが、

エブリンも特に日本で人気なモデルです。

 

エルメスのエブリンは、1978年に登場しました。

現代のカジュアルファッションにもぴったりマッチするデザインですが、その歴史は意外と長いのです。

馬の蹄鉄をイメージして作られたという楕円形の形状が特徴的で、

当初は馬のブラシなどのアイテムを入れるために作られたと言われています。

軽くて丈夫、収納力も高く、通勤、通学にも利用することができます。

カジュアルな印象の強いバッグですがカラーや素材によってはフェミニンなスタイリングにもぴったり。

バッグの中央にはエルメスの頭文字である「H」が大きくパンチングされていて、

シンプルなデザインながら存在感のある仕上がりになっています。

バッグが人気のエブリンですが、財布、カードケース、シューズなどもこのエブリンのデザインを採用したものが登場しています。

肩掛けができるの初代「エヴリンⅠ」、背面にポケットが着けられた「エヴリンⅡ」、

ストラップの調整ができる「エヴリンⅢ」の3種類があり、利便性が上がった「エヴリンⅢ」には愛用者が多いです。

 

また、エブリンは「TPM」「PM」「GM」などのサイズがあり、日本では体型に馴染みやすい「PM」が人気です。

エブリンTPM

エブリンの中で一番小さいものがTPMです。とは言っても横幅は16センチ程度あるので、財布、携帯、パスケースなど必要最低限のものはしっかり収納することができます。

ちょっとしたお出かけから、パーティーにもぴったりですね。

カジュアルなコーディネートからワンピース、ドレスなど、どんなファッションにもエルメスらしい品格をプラスしてくれるアイテムです。カラーによっては小さくてもインパクトを与えてくれますよ。

エブリンPM

エブリンPMは横幅29センチ。B5サイズのノートやタブレットをすっきり収めることができるサイズです。

エブリンの中でもとくに人気があり、日本人にも使いやすいサイズとなっています。長財布、ポーチ、水筒など、通勤、通学に必要なアイテムはこれ一つに収めることができるでしょう。

口が大きいので中に何が入っているのかもひと目で判断しやすく、ストレスなく使い続けることができます。

エブリンGM

横幅が31センチのエブリンGM。PMとそこまでサイズ感の違いはなさそうに思えますが、荷物の多い方などはPMでは少し不安に思うかもしれません。

また、GMになるとA4のファイルも収納することができるようになります。ファイルをよく持ち歩くという方は、GMの方がおすすめかもしれません。

身長が高い方、男性も、GMは使いやすく、バッグの存在感に負けることなく使いこなすことができるでしょう。GMもおすすめのサイズですが、やはりPMの人気には勝てません。

革研究所は、バッグのリメイクやサイズ変更もできます。

 

そして、

エブリンは、カラーをしっかり楽しむことができるデザインになっています。

そのため、エルメスらしいオレンジ、エトゥーブなど、高級感溢れる中間色は非常に人気です。華やかなレッド、ブルーなどの原色もファッションのポイントになりやすく人気があります。

大きなサイズのエブリンは男性が使うことも多く、ブラック、グレーなどの落ち着いたカラーの方が人気が高いようです。

ちなみに、今回は修理で承りましたが、

他のカラーへカラーチェンジもできます。

 

エブリンに使用される素材の中でも定番なのが、

柔らかく使いやすいトリヨンクレマスです。

しっとりとした見た目、使用感は、エルメスのバッグを持っているという満足感を味わうこともできるでしょう。

 

柔らかい革使用されていますので、

長く使用しても

変形しにくいですが、

スレ傷や色落ちがよく見られます。

 

エルメスはしっかりとした革と丁寧な作りで有名です。

壊れにくく、長くご愛用いただけます。

少しの傷や汚れが付いたら、

是非色直しなどの修理をご検討ください。

 

 

当店は、バッグの修理を全般的に行っております。

表面の汚れや角スレの修理のほか、

メンテナンスクリーニング、金具の傷修理や、ベルト交換、内側の張替え、

ベルトの編み直しなど、バッグの修理に関することなら、

なんでもご相談ください!

 

エルメスHermèsのバッグの修理は革研究所浜松店にお任せください~!!

 

見積もりやご相談は無料です。

お気軽にお問い合わせください(*'▽')

 

傷んでしまって諦めていた製品も、
当店の技術で復活させてみませんか?

施工に関してやお見積りの他、
どういった製品が長く使っていけるのか、
こんなことはできる?
売ったらいくらかな?などなど、
どんなことでもお気軽にご相談ください♪

ラインで写真を送るだけで簡単に見積もりができます!

 

革修理対応製品

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革鞄・バック

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革の鞄(カバン)のスレやキズの補修、変色、革の色を変える(カラーチェンジ)までお任せください。VUITTON(ヴィトン)GUCCI(グッチ)等の革ブランド品も修理可能です。

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男性物の革靴、女性物のブーツ等靴の革修理(スレ・キズの補修)も可能です。思い出の有る革靴等の修理はお任せください。もちろん革靴の修理に関してもブランド靴の修理可能です。

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革ジャン、革コート・革のジャケット等革衣類の修理、補修もお任せください。部分的なスレ・キズの補修から、革全体の色を変える(カラーチェンジ)まで幅広く対応いたします。

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革ソファー・革の椅子の修理実績も多数ございます。痛み具合によっては革の張替えも可能です。カッシーナ(CASSNA)等のブランドソファー修理もお気軽にご相談ください。

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自動車の革ハンドル・革シートの修理(リペア)も可能です。ベンツ・BMWなどの高級外車から、国産の自動車まで数多くの修理実績がございますのでお気軽にお問合せください。

店舗情報

革研究所 浜松店

代表者 山本 唯芝
所在地 静岡県浜松市浜名区本沢合782−1セシル2階
TEL 0120-150-903

対応エリア
静岡県 浜松市近隣エリア

当店の革修理は革の事を知り尽くした熟練職人が一点一点丁寧に修理・補修いたします。思い出の有る大切な革製品を安心してお任せください。また、ブランド品(VUITTON・CHANEL・GUCCI等)の革修理経験も豊富です。革のキズやスレの補修はお任せください。革修理の御見積やお問合せはもちろん無料です。

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