ソファー修理・財布修理・カバン修理｜革修理の事なら革研究所 浜松店

こんにちは！

ソファー修理、革小物修理の革研究所 浜松店です！

 

最近の天気は変わりやすいですね☔

花粉もひどいですね(^-^;

花粉症対策をしっかりしなければなりませんね。

今日も気合い入れて頑張ります！！

 

今日は

プラダ　財布　リペア　色直し　シミ補修

を紹介させていただきます♪

 

今回のご依頼品は↓↓↓

こちらの財布は、お客様がコーラをこぼして、

シミになりましたが、

自分できれいにしようと思って拭いたら、

さらにひどくなったそうです(^-^;

ご希望はスケッチを残して、

シミを直したいとのことでした。

スケッチ残しは、糸目をラインテープで隠してから施工をします。

写真はラインテープを引いた状態です。

革のシミはリペアできれいに補修できますよ！

ご依頼いただき、ありがとうございます！

 

革製品にはよくあるトラブルですが、

革バッグや財布が液体や油で汚したら、慌てて自分でアルコールやおしぼり等で拭こうとしますね。

そうすると、逆に汚れが広がって、広範囲のシミになります。

革の顔料はアルコールで取られちゃいますので、

アルコールで拭くのが一番やっちゃいけないことです。

水などの液体でもシミになりますので、

水で拭くのもよくないですね。

こういう場合は、汚れを広げさせない、浸透させないことを優先に考えて、

ティッシュや綿棒で素早く汚れを取るのが一番いいですね。

汚れを最小限に抑えることができたら、

あまり目立たないですね。

それでも汚れが気にするなら、

是非革研究所浜松店にご依頼くださいm(__)m

なお、汚れる前に、革革汚れ防止のスプレーを吹っ掛けると、

こういうトラブルを事前に防げますね。

 

では、さっそく今回の施工に入ります。

まず全体のクリーニングをさせていただきます。

専用の革クリーナーで丁寧にクリーニングをしていきます。

 

それから脱脂をします。

あとの顔料をよりよく付着させるために、

脱脂剤で元の顔料の膜を取ります。

 

今回のご依頼はスケッチ残しなので、

スケッチにラインテープを貼って、

顔料に変色させないようにいたします。

 

お客様が、「顔料を吹っ掛けるなら、糸目の穴が消えますか？」

と聞きましたが、もちろん消えません。

スプレーガンで薄く顔料を吹っ掛けますので、

糸目の穴が塞がりません。直す痕跡もほとんどないですね。

 

もう一つよくある質問ですが、

革の元の色がありますので、その上にまた顔料をスプレーすると、

色が変にならない？

それもそうなりません。

スプレーは顔料を融合させるんじゃなくて、上から被せる感覚ですので、

ちゃんとご指定の色になります。ご安心ください。

 

こちらの財布はほとんど傷がないため、

脱脂してから直接色を塗る工程に入ります。

もしスレ傷があるなら、色をスプレーする前に補修材で傷を補修いたします。

今回の財布のお色はベージュに近いオレンジ色になります。

調色が必要ですね。なるべく元の色に近い色を作りました。

調色が終わったらスプレーガンで丁寧に色をスプレーしたら完成です。

最後は色のツヤ調整をして、オイルで仕上げします。

 

完成後はこちら↓↓↓

 

いかがでしょうか？

シミがきれいに消えましたね。

色も均一になって、いい感じだと思います(*'▽')

お客様にも喜んでいただきました。

ご依頼いただき、ありがとうございました！